Tokyo Design Week2016 建築模型展「呼吸する建築」に応募して選ばれた展示作品。 応募時のコンセプト説明文は以下。
建築空間に「砂」というものを取り入れる。
天井から砂が落ち、大空間が砂の柱によって柔らかく仕切られる。砂は落ち、流れ、溜まり、活動領域が生まれる。
屋根の砂がなくなり、地上へと光が差し込む。
落ちる砂は制御され、活動領域は変化する。
多様な空間をつくりだす…
呼吸する建築とは、常時変化し続けながら、環境や活動に応じてつくりかえられていく建築なのではないかと考えました。
環境の変化によってその形態を変化させる、砂漠や洞窟。そこでの砂という素材を建築空間に取り込むことで、固定的な空間でありながら、流動的な風景をつくりだします。
それは、現代のテクノロジーの発展によって初めて可能になった、原初的でありながら、高度に制御されたインタラクティブな空間となります。
所在地:東京都港区
主催:Tokyo Design Week
用途:展示
展示期間:2015年10月
共同設計:Studio Bagulho